【ご報告】入籍しました
こんにちは!
5日間空白の時間を空けていましたが、その間に色々なことが起こりました。
まずひとつは、ワタシが1番成長した場所がなくなりました。
その最後に立ち会うことはできませんでした。
思い入れの強い場所で、楽しかった思い出やつらかった思い出、20代のすべてが詰まった場所だった気がします。
なんとなくワタシの気持もリセットされた感じがしました。
そして、4/18は母の誕生日。
ワタシの家に招いて、一緒にケーキを食べてお祝いをしました。
最寄り駅にこんなにおいしいケーキ屋さんがあったなんて!
母はとろろにメロメロです。
キャットタワーから、キャリーバッグから何からとろろのために年貢を納めています。笑
ワタシたちはとても助かります(T_T)
ありがとう母ぁ~。
しかもとろちゃんとめちゃくちゃ遊んでくれるから、母が帰った後は爆睡。
こんなにみんなから愛されて、とろろは幸せ者だなぁー。
そして4/19は、結婚記念日となりました。
付き合った日がいつだったかさえまともに覚えていないワタシたち。
お誕生日だからといって特に盛大に何かをするわけでも無く、クリスマスだからといってケーキも食べない。
そんなことよりもお正月に食べるカニや豪華なお刺身が最高!
3カ月に一度くらい、何てこと無い日に、リッチなレストランではなくて、路地にあるこじんまりとした焼き肉屋さんで、いつもより少し多めに、いつもより良い肉を頼んで食べよう!というスタンスのワタシたち。
そんなゆるーい価値観がピッタリと合いました。
「ロマンチックなこととかやめて!サプライズとかやめて!金額じゃないから、大事なのは気持ちだから!!」
と耳にタコが出来るほど彼に言い続けたおかげで、結婚前夜もワタシたちらしく、明日から宜しくね~!くらいの感じでした。
(婚姻届の彼のハンコもワタシが勝手に流れで押しちゃったのは内緒です。笑)
(あの婚姻届には、ワタシとたまちゃんしかハンコ押してないってことになります。笑)
そんなこんなで迎えた19日の朝。
1ヶ月ぶりに化粧をして、区役所にでかけました。
あたたかい春の風が吹いていて、家の前の小学校には遅れて咲いた桜の花がぷっくりと満開になっていました。
こういうイベントごとの日は大抵雨を降らすワタシですが、今日ばかりは彼の方が勝ったのかな?晴天でした!
無事に入籍をして、結婚指輪を買いに行くあいだに母から連絡がありました。
そこで初めて結婚したという実感が湧きました。
一生結婚なんて出来ないと思っていたけど、きっかけになったのは少なからず病気のおかげもあります。
夜中になってもパニック状態がおさまらず泣き叫んだワタシの背中を、いつも寝ずにさすってくれました。
苦しい!痛い!つらい!とワタシに八つ当たりされて噛みつかれても、彼は何も言わずに支えてくれました。
母に絶対心配させまいと、彼とワタシの間だけでなるべく解決できるように、毎週毎週精神科の通院に付き合ってくれました。
活字が苦手で漫画くらいしか読まないのに、パニック障害やうつ病に関する本を買ってきて一生懸命読んで勉強してくれました。
火が使えるようになったよ、
包丁持てるようになったよ、
発作が起きたとき自分で薬飲めたよ、
おにぎりの呪文で発作に勝ったよ、
電車に一駅だけ乗れたよ、
ひとりでお買い物できたよ、
箸ちゃんともってご飯食べれたよ、
こんな当たり前のことができたという報告にたいして、彼は目に涙を浮かべながら手を握って喜んでくれました。
たくさんたくさん褒めてくれました。
2年前の4月から始まっていた悪夢のような毎日を支えてくれた彼は、ワタシにとってただの主人なんかではなく、命の恩人です。
完治のために、ありとあらゆる策を考え、行動に移してくれました。
引っ越しもそうですし、とろろを迎えたこともそうです。
1番はワタシを妻にするという決意です。
惚気るつもりはありませんが、正直こんなに優しくて人のために一生懸命になってくれる人がいたんだと思ってしまいます。
誰に何を言われても『1番つらいのは本人なんだから』と、自分のことは二の次でまずはワタシを優先してくれる寛大な心にワタシと母は頭が上がりません。
この感謝の気持ちがあるから、この先つらいことがあっても大変なことがあっても、乗り越えられると思うし、彼の身に何かあったときはワタシは自分のことを二の次にして彼のために一生懸命になれる自信が持てました。
ワタシの周りには、ワタシを思って泣いてくれる優しい家族や友達がいる!って一緒に泣いてくれるような優しい彼が家族になるなんて、これ以上嬉しいことはありません。
結婚してハッピー!というよりは、これからワタシは彼の妻として、しっかり支えていきたいと思います。
なかなか人に弱音を吐けず、頼ることが下手なワタシなので、彼には遠慮無く弱音吐いて頼って甘えればいいやと、そう思います。笑
きっとワタシが生きてきた27年間の人生よりも長い時間を、これから彼と過ごしていくことでしょう。
母が彼の家族と近くなり、大きいひとつのファミリーになって賑やかになります。
ワタシは母の元から巣立ったのではなく、母も彼のファミリーに加わったのです。
ずっと二人三脚で生きてきた27年間から、今度は大家族の一員として、13人14脚ぐらいになってみんなで歩んでいくのです!
だからぜーんぜん寂しくありません。
むしろ母を守る人がたくさん増えてワタシは嬉しい!
こんな風に、どんなときも、前向きな明るい気持ちでいたいと思います。
しんどい話も笑いに変えて、いつも元気に笑っていたいと思います。
『失敗しても良いじゃん!すごいじゃん!』
いつも言ってくれる彼のこの言葉を、ワタシも彼に言ってあげられるように、寛大な心を見習います。
思いやりをわすれずに。
さっ、とろろのうんち片付けよう~っと!
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