雲外蒼天ダイアリー

接客・販売系企業に勤めて8年。多忙な毎日の積み重ねで、自律神経失調症・パニック障害を発症しました。今人生初の長期療養中でお休みしています。読書や映画鑑賞が大好き!感情移入の速さが人並みを超えています… シンプルで無駄のないミニマリストに憧れる27歳のアラサー女です。命あるものの心身と向き合いながら日々好奇心や親切心を大切に人生謳歌中です。ジャンル問わず様々なことを書いていきます。どうぞゆっくりご覧下さいませm(__)m♪

【救世主③】同僚


こんにちは。
今日紹介する救世主は、

会社の同僚です!

休職中、抜けた穴を埋めてくれているみんなももちろんのことながら、

今日は二人の同僚についてお話ししようと思います。

妻であり母であり

彼女とは2013/10からの付き合いで、知り合ってから彼女は妻になり、母になり、復職をして奇跡的にまた同じお店で働くことができました。

もう、付き合いが長すぎて、娘さんの胎動を感じたほどの仲なので、知らないことの方が少ないんじゃないかな。

6つか7つか歳が離れているので人生の大先輩。

不思議なことに、ワタシが付き合いの長い友人は大体みんなコムロ全盛期です。
(今度の記事で紹介します)

ビールが大好きで、よく彼女が妊娠する前は店を閉めた後、幸楽苑で餃子とビールを二つずつ注文していたものです。

仕事中遠くからワタシが彼女を笑わすと、スッとレジの中に隠れて声を隠して笑いながら、マスカラの取れ具合をきにする。

喜怒哀楽のすべてにもれなく涙がついてくる、とても愉快な方です。

いつだか、夏の高校野球がやっているときだったか。
前夜の熱闘甲子園の話をしながら、話している本人が泣き出したことがありました。

それを隣でワタシはハタキをしながら、とりあえず野球帽の裏側になんか書いて、勝ったんだか負けたんだかわからないけど、少年が頑張ってる姿に感動したんだという話を、ハタキをする手を止めずに聞いてたこともあります。


たくさんの武勇伝を引き出しに隠し持った、経験値の高い素敵な彼女も、ビール飲んだら何でも良くなっちゃう、そんな明るい人です。

そして彼女もまたワタシの救世主のうちの一人。

仕事場でパニック発作が起きて、どうしようもなく不安になり恐怖心が込み上げたとき、ワタシは無意識に彼女を探し、狭いバックヤードでボロボロになっていました。

あまり記憶にないけど、

大丈夫だよ、ゆーっくり、ゆーっくり。いるよ。私ここにいるよ。

って背中をさすって抱き締めてくれました。

毎日家族のように(家族より)連絡とってるからワタシのことをよく知っていました。
というか、いつも知ろうとしてくれていたのかもしれません。

母に抱きしめられたときと似た感触がありました。


どうせきっと、これを読んで彼女はまた目に涙を浮かべてるんです。笑

わたしたちの中には何か通ずるテレパシーのようなものがあって、考えてること、だいたい解るよね。

ね?

ワタシが仕事を頑張りたかった強い想いも、強いチームに育てたかった想いも、すべて解ってくれていました。きっと。

あの時優しく抱き締めてくれてありがとう。




頑張りすぎる人

今度は、二人目の同僚のハナシです。
実は一度も一緒のお店で働いたことはなく、隣のデスクでお互いの鬱憤を晴らし合い、いつの間にかまた今日もテッペン越えたね、とため息つき合う同僚です。

とは言うものの、彼女の頑張りはワタシだけでなく色んな人に伝わっています。

ただ彼女はいつも人並みを超えていて、いつもキャパオーバーしている。

でも本人がそれを一番よく分かっている。
なのに、諦めるという選択肢を選ばない。

ワタシと同じ歳で27歳。
彼女の“仕事を頑張る理由”がなかなか掴みきれないまま、彼女をひとり残してワタシが休職してしまいました。

ワタシは彼女の存在に何度も助けられました。

事務所でたった数秒、おはよう!おつかれ!と挨拶するだけでもよかったんです。

『明日、何番ですか!?』
と目をキラキラさせて聞いてくる可愛さ。笑

休み~って言うと、残念そうにドアを開けてお店に出ていくし、

通しだよ~って言うと、小さい声でよっしゃ!と答えてくれる素直さがとても好きです。

サプライズが大好きで、宅配ボックスに24本のレッドブルが贈られてきたときはさすがに笑いました。

『これを飲んで年末年始乗り切ろう!』というメッセージ、裏切る形になってしまったけど、ワタシ、裏切ってよかった!


ただ私たちは具体性のない無茶な目標に向かって、ただレールの上を走らされてるだけだったのかもしれません。

日々コツコツとワタシを助けてくれていたから、大切だから伝えます。

もう、そんなに頑張らなくていいとおもうよ。


こんな偉そうなこと言いながら、ガス欠になって周りに迷惑をかけまくったのはこのワタシですが、何か!


この次は、最後の救世主のハナシです。