【救世主③】同僚
こんにちは。
今日紹介する救世主は、
会社の同僚です!
休職中、抜けた穴を埋めてくれているみんなももちろんのことながら、
今日は二人の同僚についてお話ししようと思います。
妻であり母であり
彼女とは2013/10からの付き合いで、知り合ってから彼女は妻になり、母になり、復職をして奇跡的にまた同じお店で働くことができました。
もう、付き合いが長すぎて、娘さんの胎動を感じたほどの仲なので、知らないことの方が少ないんじゃないかな。
6つか7つか歳が離れているので人生の大先輩。
不思議なことに、ワタシが付き合いの長い友人は大体みんなコムロ全盛期です。
(今度の記事で紹介します)
ビールが大好きで、よく彼女が妊娠する前は店を閉めた後、幸楽苑で餃子とビールを二つずつ注文していたものです。
仕事中遠くからワタシが彼女を笑わすと、スッとレジの中に隠れて声を隠して笑いながら、マスカラの取れ具合をきにする。
喜怒哀楽のすべてにもれなく涙がついてくる、とても愉快な方です。
いつだか、夏の高校野球がやっているときだったか。
前夜の熱闘甲子園の話をしながら、話している本人が泣き出したことがありました。
それを隣でワタシはハタキをしながら、とりあえず野球帽の裏側になんか書いて、勝ったんだか負けたんだかわからないけど、少年が頑張ってる姿に感動したんだという話を、ハタキをする手を止めずに聞いてたこともあります。
たくさんの武勇伝を引き出しに隠し持った、経験値の高い素敵な彼女も、ビール飲んだら何でも良くなっちゃう、そんな明るい人です。
そして彼女もまたワタシの救世主のうちの一人。
仕事場でパニック発作が起きて、どうしようもなく不安になり恐怖心が込み上げたとき、ワタシは無意識に彼女を探し、狭いバックヤードでボロボロになっていました。
あまり記憶にないけど、
大丈夫だよ、ゆーっくり、ゆーっくり。いるよ。私ここにいるよ。
って背中をさすって抱き締めてくれました。
毎日家族のように(家族より)連絡とってるからワタシのことをよく知っていました。
というか、いつも知ろうとしてくれていたのかもしれません。
母に抱きしめられたときと似た感触がありました。
どうせきっと、これを読んで彼女はまた目に涙を浮かべてるんです。笑
わたしたちの中には何か通ずるテレパシーのようなものがあって、考えてること、だいたい解るよね。
ね?
ワタシが仕事を頑張りたかった強い想いも、強いチームに育てたかった想いも、すべて解ってくれていました。きっと。
あの時優しく抱き締めてくれてありがとう。
頑張りすぎる人
今度は、二人目の同僚のハナシです。
実は一度も一緒のお店で働いたことはなく、隣のデスクでお互いの鬱憤を晴らし合い、いつの間にかまた今日もテッペン越えたね、とため息つき合う同僚です。
とは言うものの、彼女の頑張りはワタシだけでなく色んな人に伝わっています。
ただ彼女はいつも人並みを超えていて、いつもキャパオーバーしている。
でも本人がそれを一番よく分かっている。
なのに、諦めるという選択肢を選ばない。
ワタシと同じ歳で27歳。
彼女の“仕事を頑張る理由”がなかなか掴みきれないまま、彼女をひとり残してワタシが休職してしまいました。
ワタシは彼女の存在に何度も助けられました。
事務所でたった数秒、おはよう!おつかれ!と挨拶するだけでもよかったんです。
『明日、何番ですか!?』
と目をキラキラさせて聞いてくる可愛さ。笑
休み~って言うと、残念そうにドアを開けてお店に出ていくし、
通しだよ~って言うと、小さい声でよっしゃ!と答えてくれる素直さがとても好きです。
サプライズが大好きで、宅配ボックスに24本のレッドブルが贈られてきたときはさすがに笑いました。
『これを飲んで年末年始乗り切ろう!』というメッセージ、裏切る形になってしまったけど、ワタシ、裏切ってよかった!
ただ私たちは具体性のない無茶な目標に向かって、ただレールの上を走らされてるだけだったのかもしれません。
日々コツコツとワタシを助けてくれていたから、大切だから伝えます。
もう、そんなに頑張らなくていいとおもうよ。
こんな偉そうなこと言いながら、ガス欠になって周りに迷惑をかけまくったのはこのワタシですが、何か!
この次は、最後の救世主のハナシです。