雲外蒼天ダイアリー

接客・販売系企業に勤めて8年。多忙な毎日の積み重ねで、自律神経失調症・パニック障害を発症しました。今人生初の長期療養中でお休みしています。読書や映画鑑賞が大好き!感情移入の速さが人並みを超えています… シンプルで無駄のないミニマリストに憧れる27歳のアラサー女です。命あるものの心身と向き合いながら日々好奇心や親切心を大切に人生謳歌中です。ジャンル問わず様々なことを書いていきます。どうぞゆっくりご覧下さいませm(__)m♪

【日常】日常茶飯事ですよ

 

どうもこんばんは。

 

毎度ワタシの日常をただ綴るのもなんだかつまらないので、今日は飼い猫の目線になってお届けします。

 

では。

 

 

 

 

みなさん、初めまして。

とろろです。

 

 

ぼくは今、飼い主であるツマちゃんのお腹の上でのんびりとまったりと過ごしています。

 



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ツマちゃんとぼくは、オットさんが帰ってくるまでいつもこうして待ってる。

 

 

オットさんは、ツマちゃんの旦那さん。

 

 

 

この前オットさんとツマちゃんは夫婦になったんだって。

 

 

ぼくが来てからツマちゃんは毎日一緒に居てくれて、美味しいご飯を用意してくれたり、うんちやおしっこを片付けてくれるんだ。

 

 

でもこの前ツマちゃんは、ぼくのくさいうんちを見てしくしく泣いていたんだ。

 

 

ぼくはその日朝からおなかの調子が悪くって、あんまり動けなかった。

 

 

ツマちゃんはいつも決まった時間に美味しいご飯を用意してくれるから、その日もたくさんご飯を食べたんだ。

 

 

でもやっぱりおなかの調子が悪くって。

 

 


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こんな風にしておなかが痛いのを我慢していたんだ。

 

 

それで急にうんちがしたくなって、トイレでふんばったら、お水みたいなうんちがでた。

 

 

それからなんだか気持ち悪くなって、ツマちゃんがトイレに行ってる間に、床にたくさん吐いてしまったんだ。 

 

 

そしたらツマちゃん大慌てで泣き出しちゃったんだ…

 

 

そばに行きたかったんだけど、ぼくは身体に力が入らなくて、眠ってしまった。

 

 

ツマちゃんは、おともだちのたまちゃんや、ツマちゃんのママにぼくのことを話してたんだけど、だんだん様子がおかしくなった。

 

 

ツマちゃん、ゼーゼー苦しそうだった。

 

 

オットさんが帰ってきてから、なにやらぼくを病院に連れて行くか相談していた。

 

 

数日経ってもぼくのうんちはお水みたいなままで、病院に行ったんだ。

 

 

 

ツマちゃんは小さな袋にぼくのうんちをすくって取って、先生に渡していた。

 

 

先生はぼくの身体をたくさん触って、『元気だね!』と言ってくれたんだ。

 

 

それを聞いたツマちゃんは、とっても喜んでいて安心していた。

 

 

おうちにかえってお薬を飲んで、かりかりのご飯をちょっとずつ食べたら、だんだんおなかの調子が良くなってきたんだ。

 

 


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ツマちゃんとオットさんは、ぼくの身体を優しく優しく撫でてくれて、朝はぼくよりも早く起きて抱っこしてくれた。

 

 

それでぼくは朝ごはんを食べた後、うんちがしたくなった。

 

 

もしまたお水みたいなうんちがでたら、ツマちゃんまた泣いちゃうかなって思っていたんだけど、ふんばったらころころのうんちが出たんだ!

 

 

ツマちゃんとオットさんはぼくのうんちを見て、なぜかぼくをたくさん褒めてくれた。

 

 

 

いつもふたりはぼくに、可愛いね~良い子だね~って言ってくれるから、ぼくも何かお返しをしたいとおもった。

 

 

ぼくはツマちゃんやオットさんとお話しすることができないけど、そのかわりたくさん抱っこしてもらって、たくさん遊んでもらうんだ。

 

 

ぼくがすやすや寝たり、元気にあそんでると、ツマちゃんとオットさんは喜んでくれる。

 


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オットさんにいつもありがとうのタッチをした。

 

 

 


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ツマちゃんには、いつもみたいに抱っこのおねだりをして、顔をすりすりした。

 

 

 



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これがぼくのお仕事。

 

 

 

病院の先生に

 

 

『猫ちゃんやワンちゃんが、下痢をしたり嘔吐したりするのは日常茶飯事。一度の下痢嘔吐で病院に連れてきていたら先々お母さんが大変だよ。』

 

ってツマちゃん言われたんだって。

 

 

うんちの検査も異常なしだったから、ツマちゃんは電話を切ったあとぼくを抱きしめて喜んでた。

 

 

喜ぶツマちゃんを、オットさんは優しい目で見守っていた。

 

 

ぼくはこのおうちに来てよかったとおもった。

 

 

それからぼくは、座椅子に座ってくつろぐツマちゃんのところに行って、顔をすりすりしたり、ぺろぺろしたりして大好きを伝えるようにした。

 


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いつも部屋の中でもんぺを履いて、お化粧もしないでごろごろしてるツマちゃん。

 

 


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森山直太朗の『うんこ』って歌を聴いて泣いてる。

 

 

ぼくが元のころころうんちに戻ったのがそんなに嬉しかったんだろうか。

 

 

 

ツマちゃんはなんかちょっと変わってる。

 

 



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ツマちゃん、オットさん、いつもありがとう。

 

 

 

〈あとがき〉

お陰様でとろろも元気になりました。

検便結果、寄生虫感染症はすべて陰性でした。

今だからネタに出来ますが、とろろはあんなに辛かったのに、布団やカーペットを避けて掃除しやすいフローリングのところに吐いたことには感心します。

 

そして森山直太朗さんの“うんこ”ですが、

 

 

さっきまで

体の中にいたのに

 

出てきた途端

いきなり嫌われるなんて

 

やっぱりお前は

うんこだな

 

1分ちょいのこの歌、これしか歌詞がありません。

わたしはふざけた歌だと初めは思いましたが、この1分ちょいをひとつの音楽に仕上げた森山直太朗の才能に圧倒されました。

 

長い人生に例えると、健康(成功や実績)のために吸収した食べ物たち(経験した学びや失敗や挫折)は、栄養(学び)だけ体に残してそれ以外(失敗や挫折)は嫌われ者として排泄するように出来ているんだなぁと勝手に解釈しています。

 

過去を引きずってメソメソしてるより、出すもん出し切って、新たな栄養取ってった方が心も体も健康!

 

 

だからとろろのうんちを引きずって、泣いてたわけじゃないよ。

 

なんやねん、この記事。

 

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