【映画レビュー】あなたへ
こんばんは。
今日はやっぱり思った通り体調が1日優れませんでした。
TSUTAYAの返却期限が明日ということをすっかり忘れていて、まだ観れていなかった映画を鑑賞することにしました。
ネットで簡単に映画を観れるのは、宣伝などを見て知ってはいるけど、ワタシはいつもTSUTAYAにお世話になっております。笑
たった数百円で、郵便返却ができるなんて、便利な世の中になりましたね~。
ワタシの“時代についていけてない具合”が酷すぎるのはさておき。
今回は身体に気をつかって、横になりながら失礼します。
あなたへ
を観ました。
名俳優、高倉健さんの遺作となった作品です。
降旗康男監督が手掛けたこの映画、いつか観たいと思っていたんです。
母が昔から大好きだった高倉健さんの映画を、実はワタシはまだ一度も観たことがありませんでした。
高倉健さんが亡くなられたとき、テレビでは全局でニュース速報として訃報が流れていましたし、高倉健さんがどれだけ素晴らしい役者さんなのかは、知っていました。
ただ、高倉健さんのスゴさをワタシなんかが観て、感じることができるのか?
安易な気持ちで観ることが、失礼なような気がしていました。
DVDを入れてから、番宣が数分流れます。
涙もろいワタシは、“ツナグ”の番宣予告で既にティッシュ片手に涙していました。笑
ネタバレになってしまいますし、是非観たことない方にはオススメできる作品でしたので、今日は手短にしたいと思います。
一言で言うと
衝撃
です。
作品自体はもちろん素敵なストーリーでした。
登場人物は多いですが、それぞれの役の人柄も素晴らしかった。
富山県の立山連峰、山口県の下関、長崎県の平戸などなどの景色も素晴らしく綺麗でした。
ただ何よりも、ただ何よりも、
高倉健という一人の名俳優のすべてに衝撃を受けました。
80歳を越えてるようには見えませんでした。
冒頭の夫婦でなんてことない会話をしているシーンですら、涙が出ました。
もーう、こういう時に限って頭が働かなくて、言葉で表現するのが難しい!
夜の港でただ座って、長崎の海を見つめるシーンなんてセリフが一切ないんです。
なのに、その高倉健さんの存在、シワひとつひとつからも哀愁というか、観ているこちらを切ない気持ちにさせる何かが漂っていて、
日本映画を代表する数々の作品に主演してきた方ですから、そりゃすごい演技をするんだろうとは思ってましたけれども!
まさかここまで衝撃を受けるとは思いませんでした。
ワタシは高倉健さんのスゴさに、やっと衝撃を得られるまでなったか!
と少し嬉しかったり。
いつも映画を見たあとは、どんな学びがあったか、結局何を伝えたかったのか、結構探ってしまうんですけど、
今回はそんなの深堀る必要がないほど、高倉健さんという長い歴史を生き抜いた日本の名俳優に、強いパワーを戴きました。
パワーを戴きましたので、はい
ワタシは起き上がり、夕飯の支度をします!
いざとなったら“おにぎりの呪文”!
まとまりのない文を、最後までお付き合い頂きどうもありがとうございました。