雲外蒼天ダイアリー

接客・販売系企業に勤めて8年。多忙な毎日の積み重ねで、自律神経失調症・パニック障害を発症しました。今人生初の長期療養中でお休みしています。読書や映画鑑賞が大好き!感情移入の速さが人並みを超えています… シンプルで無駄のないミニマリストに憧れる27歳のアラサー女です。命あるものの心身と向き合いながら日々好奇心や親切心を大切に人生謳歌中です。ジャンル問わず様々なことを書いていきます。どうぞゆっくりご覧下さいませm(__)m♪

【お茶っ子】まったり上司とあいました

こんにちは!

ほらね、前に言ったとおり、寒暖差がすごいんです!

風邪には気をつけて、『首』とつくところは冷やさないようにしないといけないそうです。

乳首も?

そうそう、先日お世話になった上司が、4月の頭に出産を控えていて産休に入ったので、ランチ&お茶をしてきたのです!!!

待ち合わせに遅刻が鉄板だったから、あらかじめ時間指定をしないでいきましょうって言ったら、笑われました。

だって何年あなたの部下としてお世話になったと思ってるんですか!

良いところだって、苦手なところだってなんでもわかってますとも。

それが!

その日は違って、二人とも同時刻に『つきましたー』

びっくりしちゃいました!

ワタシはお仕事を頑張っていたときは『お疲れ様です』とか夕方でも『おはようございます』が会ったときのお決まり挨拶でした。

でも今はお仕事を少し離れて、いつの間にか電話も、会ったときも、時間に合わせて

『おはよう』『こんにちは』『こんばんは』

を使い分けるようになりました。

気温や気候をしっかり感じるようになって、その日も上司に会うってのに『こんにちは~』なんて言っちゃった。

前にぽっこりおなか大きくなっていた彼女は、4月に男の子を出産予定です。

がんばれーーーーー!!!!

元気に出てくるんだぞーーーー!!!

と願いを込めて、なでなで。

ごはん食べながら、ワタシは陽気にべらべら話すもんだから残しちゃいました。

でもいつもそうだったなぁ。

お話を優しく聞いてくれるからついつい自分の話ばっかりしちゃう。

でも、なんだかその日は上司と話してる感じがしなかった。(もちろんいい意味で)

ワタシは、彼女の前ではいつも正直に気を使わずいられるんです(妊婦さん相手だぞ、使えや)

途中で気が明るくなる薬なんて飲んだもんだから、さらにワタシのお喋りは加速しました。

でも、優しい笑顔で、時に目に涙を浮かべながら話を聞いてくれました。

きっと、この子はまたひとつ強くなったなと思ってくれたんだって。

その時に、ワタシは槇原敬之さんの世界にひとつだけの花を作ったときの話を、まるで自分の言葉のように話しました。

でも、ワタシがあのときにその話をしたのには理由がありました。

槇原敬之さんの話を、ネットで聞いたとき、どこか彼女と同じ優しさを感じたんですよねー。

『平成14年、バブルが崩壊して時代が混沌としていたとき、こうでなきゃいけないとか、こうしなきゃいけないと縛られた。そうじゃなくて、ひとりひとりの個性を大事にしてその個性を活かすための努力をすることが大事だ。』

みたいなことを槇原敬之さんは確か言ってた。笑

でも彼女がワタシの直属の上司だったときも同じ感じだった気がする。

ワタシと彼女を比べたら、生きてきた過程なんて正反対。

それでも彼女はワタシを絶対に否定しないでワタシの個性を、強い部分を伸ばそうとたくさんフィードバックをくれました。

ホントに離れてから気付くものなんです、人の有り難みって。

それをその日、ワタシは本人にありがとうと伝えることができて嬉しかったです。

話があっちへ飛び、こっちへ飛び。

ワタシの悪い癖ですぐ自分の話ばっかりしちゃう。

それでもそのあっちやこっちを捕まえて、うんうんそうかそうかと話を笑顔で聞いてくれました。

本当にありがとうございます。

そのあと、お買い物巡りに付き合ってもらっちゃって、出産を控える妊婦さんを全然気遣えていなくて申し訳ない。

でも、楽しかった。

この会社にいなかったら、きっと出会うことのない人に出会えたと思いました。

貴重です。

ワタシ、その日新居で使うときの箸置きをずっと探してたんだけど結局あきらめました。

彼女へお祝いで渡したときの箸置きをワタシもほしくなっちゃったから。笑

あと、あのお祝いを、どうしようかな~どうしようかな~って悩んでお店の人と話して相談して選んだときの自分の気持ちを思い出して

ああいう気持ちで選んだものだから、わたしもそれを使いたいと思いました。

本当にこの病気になって、よかった。

だってこんなに、ゆったりとした時間を過ごして、人の優しさ、言葉ひとつひとつの重みを感じることができて、日々の季節の変わり目を感じてる。

ときには死にたくなるほど辛いときもまだまだあるから、人にはもちろんおすすめは出来ないけど。

雲外蒼天ダイアリーを書くようになってから、不思議と青空の日が多かった気もする。

雲みたいなもやもやも、日に日に外に飛んでって、気持ちも晴れてる日が増えてる気がする。

その日は特に彼女と会ったことで、時代を一緒に振り返って、気持ちを確かめあって、ワタシも成長できた気がします。

“出会ったことの価値”

これはお金には変えられません。

その価値を上げるか下げるかは、お互いのキモチ次第。

ワタシは、彼女との出会いの価値を絶対に下げるもんかと、帰りのバスで、世界にひとつだけの花を聴きながら帰りました。

元気な赤ちゃん産まれますように。

次会う頃には、とらやでにがーいお茶も美味しいと思えるほど大人になれてるかなワタシは。(いや絶対無理(ヾノ・∀・`))

ありがとう。

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